コンジローマの感染と潜伏期間 | コンジローマになるのはどんな時?

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コンジローマの感染と潜伏期間

コンジローマに感染すると潜伏期間を経て、症状が出てくるのが一般的となります。
つまり、性交渉をしてから感染し、その後数週間後や数か月後に症状が出てくるというのが多いのです。
その間、自覚症状はほとんどなく、多くの方は気付かずに放置してしまっています。
当然ですが性病は自然治癒するものもあれば、自然治癒するのが難しい場合もあります。
コンジローマの場合は再発も多く、それでいて自然治癒するのも難しいです。

そのため、しっかりと症状を自覚して、治療をおこなっていくことが必要となるでしょう。
専門の医師であれば、冷凍凝固法で治してくれる他、塗り薬などを使って治してくれることが多いです。
専門医に相談すればしっかりと治してくれるので、まずは自分が感染したことを自覚し、その上で治療に入っていくことが必要です。
潜伏期間は人によって大きく違ってくるので、そこもちゃんと理解しておくことが必要となります。

コンジローマの潜伏期間は早い人で2週間ほど、遅い人で8か月ほどだと言われています。
もちろん、それは人によって違っていて、実際にはかなり前に感染したのに気付いていなかっただけということもあります。
医師もそれらの潜伏期間をすべて的中させるということは難しいですし、初期の場合は専門の医師でも診断が難しいこともあります。
まずは診察・診療を受けて、自分がコンジローマになっていないかどうか調べてもらうことが必要です。

ただ、潜伏期間の間は症状もほとんど出ないですし、症状が出たとしてもちょっとだけ痛かったり痒かったりするだけです。
日常生活で痛みや痒みを感じることもあるので、それらと同様だと思って深刻に考えない方もいます。
そうなると、より一層症状の発覚は遅れていくでしょう。
性交渉を持った方は、その後に性器などに異変がないかどうかをしっかり調べてみるというのも良いです。
コンジローマの場合は顆粒状のイボができることもあるので、そちらで視診してもらうことも可能です。

まずは専門の医師にしかわからないということもあって、素人目で判断するのはやめましょう。
専門医であれば組織検査や遺伝子検査などを用いて判断してくれます。
だからこそ、信頼できる病院を見つけておくのが良いです。
もちろん、コンジローマの場合は再発も多い病気なので、最初からコンドームなどの避妊具で対処しておくということも重要です。
性病や性感染症の多くは、避妊具によっても感染の確率を低下させられますからね。