コンジローマにかかったら についての記事一覧 | コンジローマになるのはどんな時?

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コンジローマにかかったら

性病の自覚症状はある?

誰もがなりたくない性病

性病と聞くと不潔で恥ずかしい、性の乱れによってなるものというイメージを持っている人が多いかもしれませんが、決してそうではなく、誰にでも感染するリスクはあります。

確かにクラミジアやコンジローマなどの性病はセックスやオーラルセックス、ディープキスによって感染しますので不特定多数の人とそういう関係になっていればその分リスクは高くなります。

しかし不特定多数の人とそういう関係になっていなくても、一人性病の人と性行為をすれば感染してしまう怖さがあります。

たとえばパートナーとしかセックスしていなくても、その人が性病に感染していれば自分も感染するリスクは高くなりますので、自分だけでなくパートナーも注意する必要があるのです。

≫ 『性病の自覚症状はある?』

男女共に注意したい性病

性病は絶対に放置しない

男性も女性も性病は恥ずかしいという感覚を持っていると思いますが、その気持ちからついつい病院から足が遠のいてしまっている人もいるのではないでしょうか?

性病の代表格ともいえるクラミジアやコンジローマといった症状は自然治癒することはありませんし、一度感染してしまえば体の中に繁殖していくだけなので治療が遅れれば遅れる程症状が深刻になる可能性が高いです。

したがって性病かもしれないと感じたら速やかに泌尿器科や婦人科を受診する必要がありますし、性病の検査を定期的に受けて予防することも大切でしょう。

クラミジアの場合は特徴的な症状として排尿痛や残尿感、膿が出てくるなどがありますし、コンジローマはイボになりますからこういった点だけでも覚えておくといいかもしれません。

≫ 『男女共に注意したい性病』

コンジローマのパートナーへの伝え方。

コンジローマを恥ずかしいと思う人が大半

コンジローマは性感染症の中でも見た目に症状が出るため、恥ずかしいと思う人も多め。

実際に性感染症は人に相談することができないものなのですが、コンジローマは余計に人に言いたくないと思ってしまう性病の1つと言えるかもしれません。

事実、男性も女性もコンジローマの症状が強く出ることもあり、人によってはブツブツとしたイボの集合体ができて、かなり見た目も気持ち悪くなってしまいます。

それを人に相談することができず、1人で悩んでいるということもありますね。

ただ、コンジローマは感染する原因も性行為がほどんどのため、いつかはパートナーに発覚してしまうことが多いですし、そもそもパートナーが原因を持っている可能性もあります。

そうなると、お互いに治療しない限りコンジローマの無限ループにハマります。

治っても相手が治っていないと感染を繰り返し、自分が治らないとまたその繰り返し。

そうなると完治どころか再発を繰り返してしまいます。

≫ 『コンジローマのパートナーへの伝え方。』

コンジローマとプールの関係

コンジローマの感染経路

コンジローマという性感染症については知っている人も多いですが、どこから感染するのかということまではわからないという人も多いのではないでしょうか。

コンジローマの感染経路に関しては、主に性器や口など粘膜があるところとなります。

粘膜接触によって感染するのが普通で、本来はセックスなどから感染するのが普通です。

しかし、コンジローマは普通のセックスだけではなくオーラルセックスでも感染します。

そのため、性器同士を触れ合わせることはもちろん、性器と口を触れ合わせることでも感染してしまうリスクがあるということは知っておくことが重要となります。

感染経路はその他にはあまりなく、性行為以外で感染するということはほとんど皆無。

それでも状況によっては感染することがあるので、異変を感じたら医療機関へ。

コンジローマとプールの関係

よく「コンジローマはプールでも感染する」という俗説が流れていますが、性器や口が直接触れ合うこともないので、プールなどで感染することはまずないです。

そもそもコンジローマ自体はそこまで感染力が強いということでもないので、プールの水を通して感染するということも極めて可能性は低いと考えて良いです。

それこそプールで性器同士や口同士、性器と口などが触れ合わない限り感染しません。

温泉などでも同様で、ほどんどお湯から感染するということも考えられないです。

確かにコンジローマは性感染症なので、どこから感染するか予測は難しいです。

稀にプールや温泉でも感染する可能性はゼロではないとだけ言っておきます。

ただ、ほとんどの場合はそういう場で感染することもないので、安心してください。

もちろん、それでもコンジローマになっているのなら早めの治療が必要です。

≫ 『コンジローマとプールの関係』

コンジローマの2年後の再発率

コンジローマの原因

コンジローマの原因について知っている人はどれくらいいるでしょうか。
おそらくほとんどの人は性行為が原因だとわかっているのですが、それでも具体的にどういうことをすると感染してしまうのかまではわかっていない人も多いはずです。
まず、コンジローマは性感染症の1つなのでセックスをすることによって感染します。
しかも粘膜接触が感染経路となるので、オーラルセックスなどでも感染してしまいます。
ここを知らない人が意外にも多く、気づかないうちにコンジローマになっていることも。
コンジローマは自覚症状があまりないため、気づかずに過ごしているという人もいます。
それこそ、極端な例で言えば数年数十年と気づかずにそのまま生活している人もいるほど。
自覚症状がほとんどないからこそ、症状が悪化してから気づくということもあります。
≫ 『コンジローマの2年後の再発率』

HPVに感染してる場合ローリスク型とハイリスク型がある

多くの人が感染するHPVとは?

HPV(ヒトパピローマウイルス)は150種以上のウイルス全体の名称で、約80%以上の人が生涯で一度は感染するウイルスです。

その為、一度はウイルスが体に入った可能性が高いのですが、これほど多い理由はキスやオーラルセックス、性交など皮膚と皮膚の接触により感染するためと考えられます。

ただ初めてHPVに感染している時であっても、大抵は免疫系がウイルスを処理してくれるため、何の症状も見られないですし、ほとんどの場合は2年以内に自然に消滅するのです。

また感染から抜け出せなくても症状が出ないことが多いのですが、性器などに肌色や白色のイボがひとつまたは複数現れることがあります。

これによりHPVに感染してると分かることがあるのです。

そのイボは小さいものや大きいもの、盛り上がったもの、扁平なものなど様々で、痛みはしませんが不快に感じることは間違いありません。

ただしHPVにはローリスク型とハイリスク型の2つがあって、感染してると分かる性器のイボの大半はローリスク型で、重大な問題を引き起こすタイプではないのです。

また性器イボを引き起こすHPVは6型と11型の2種類で、厄介なイボは処方薬のクリームで治療したり、切除したりする方法がありますし、ひとりでに消滅することもあります。

ハイリスク型HPVはがんにつながる

ほとんどの人は問題が発生するまでHPVに感染してると気づかないのですが、そのことがハイリスクにつながることもあるのです。

実は、極稀ですが感染が継続したために、子宮頸がん・性器のがん・頭頸部がんなどHPV関連のがんを発症する人がいます。

ウイルスは皮膚をおおっている細胞だけではなくて、体内の細胞にも入り込んでウイルスの増殖を抑制する細胞の力を破壊するのです。

普通はそのように能力を失った細胞については免疫システムが取り除くのですが、それができない場合も時々あります。

そうすると前がん性の変異につながって、最終的に完全ながんになるというのが、HPVに感染してることによりがんになるメカニズムです。

HPVはめったに症状が出ないのですが、毎年約2万3000人の女性と1万6000人の男性がHPV関連のがんと診断されると言われています。

その為、定期的に診察と検査を受けることが大切で、その検査により子宮頸部の異常な細胞や前がん性の細胞の有無が確認できて、ハイリスク型HPVに感染してるかどうなのかが判断できるのです。

その結果、早い段階で適切な治療を受けられて、ハイリスクを回避することが可能になります。

HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染による症状は?

HPV感染症とは?

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、感染する部位で子宮頸がん・肛門がん・膣がん・咽頭がんなどのがんや、尖圭コンジローマなどの原因になるウイルスです。

HPVは100種類以上の型があると言われていて、子宮頸がんの原因になるのはそのうちの少なくとも15種類あって、日本人ではHPV16型と18型の2種類が原因の50~70%を占めています。

年間約10,000人が発症して約2,700人以上が死亡しており、子宮頸がんは40歳未満の女性で2番目に多いがんです。

またHPV6型や11型は尖形コンジローマなどの原因になっていて、いずれの場合も性交渉を通じた感染経路が主なので、性交渉開始前にワクチンでHPV感染を予防することが予防につながります。

≫ 『HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染による症状は?』

尖圭コンジローマの原因となるウィルスは?

尖圭コンジローマの原因

性器にできるイボで性器疣贅とも呼ばれる尖圭コンジローマは、性行為で感染するヒトパピローマウィルスにより腟・陰茎・直腸やその周囲に発生するのです。
また、ヒトパピローマウィルスの種類によって、引き起こされる感染症も違ってきます。
性器にできて目で確認しやすいイボもあれば、子宮頸部・腟・肛門・直腸・のどなどにできて見えにくいイボもあって、さらに皮膚のイボも比較的多くみられるのです。
尖圭コンジローマの原因にもなるヒトパピローマウィルスは、性交渉の経験がある女性なら約半数以上の方が一生で一度は感染すると考えられています。
このように一般的なウィルスで、子宮頸ガンを始めとする、肛門ガンや腟ガンなどのガン、尖圭コンジローマなど多くの病気の発生に関わっているのです。
≫ 『尖圭コンジローマの原因となるウィルスは?』

尖圭コンジローマの治療期間について

尖圭コンジローマの治療期間

尖圭コンジローマの治療期間はどれくらいになるのかというと、一概には言えませんが、比較的長期の治療になることもあります。
その理由は症状が落ち着くまでにも継続的治療が必要になりやすいためです。
コンジローマは感染部位にイボができるという病気になりますが、このイボを治すためにどうするのかというと、液体窒素を使った治療法や、ウイルス増殖を抑える塗り薬などを塗る治療法が比較的よく使われます。
≫ 『尖圭コンジローマの治療期間について』

性感染症に感染後の注意点

性感染症に感染したら

コンジローマなどの性感染症に感染後、注意したいことはまず病気を放置しないことです。
必ず病院で治療を受けてください。
仕事で忙しい方も多いでしょうが、性病は風邪と違って自然治癒があまり期待できません。
コンジローマはイボができるという症状になり、比較的わかりやすいですが、その他の性感染症の種類によってはほとんど症状が出ない場合もあります。
たとえば女性が感染する性器の淋病など症状がほとんど出ないことが多いのです。
うっかりすると病気のことを忘れそうになるかもしれませんが、治療を受けていないなら症状がなくても治っていない可能性があります。
≫ 『性感染症に感染後の注意点』