コンジローマの悪化 | コンジローマになるのはどんな時?

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コンジローマの悪化

コンジローマに悪化はある?

コンジローマになると性器や肛門の周辺にイボができます。
この症状を確認したら早めに病院で治療を受けるといいのですが、この病気はイボができる以外にはあまり自覚症状がありません。
かゆみや痛みなどない場合も多いのです。
見た目が少し気持ち悪いと治療を強く希望される方もよくおられますが、患部を人に見られない限りは日常生活に支障はない場合もあります。
すると気になるのは、放っておくと悪化するかどうかですね。

コンジローマも放置することで悪化するリスクはあります。
悪化した場合はどうなるかというと、イボの数が増えたり、1つのイボが大きくなったりします。
イボが大きくなった場合のサイズですが、直径1~2センチほどになる場合があります。
当初のイボの大きさは1~2ミリほどとなりますから、悪化するとかなり大きくなるのがわかるでしょう。
大きくなったイボは見た目がカリフラワーに似ているのが特徴です。
早くに治療を開始すればこれら悪化のリスクは下がりますから、症状に気づいたらなるべく早く治療を受けるといいでしょう。

すでに悪化してしまったら?

仕事が忙しいといったことで受診が遅れ、すでにコンジローマが悪化してしまったときはどうしたらいいでしょうか?
このときはなるべく早く病院を受診することが大事です。
コンジローマは見た目が特徴的な症状となるため、検査なしですぐに診断がおり、治療が開始されることも多いです。
検査費用や、結果が出るまでの期間は必要ない場合も多いですから、できるだけ早く病院を受診しましょう。

コンジローマの治療方法

病院を受診したときにどのような治療が行われるのかもご紹介しておきましょう。
コンジローマの治療方法は液体窒素を使った施術がよく行われます。
病院に用意されている液体窒素を綿棒に沁み込ませ、それをできてしまったイボに当てます。
液体窒素の温度はマイナス196度にもなりますから、綿棒につけてイボに当てるだけで組織を壊死させられます。
この治療を定期的に繰り返すことで少しずつイボの治療ができるのです。

このほかに塗り薬を使った治療方法もありますが、どのような治療方法になるかは病院の方針や症状によります。
普段は塗り薬を使用している病院でも、症状が悪化している場合は液体窒素などの施術が必要だと判断されることもあります。
なるべく塗り薬での治療がいいときは、できれば症状が悪化する前に病院を受診できた方がいいですね。
このようにコンジローマは悪化することがある性病ですから、早めに病院を受診してください。