尖圭コンジローマの治療期間について | コンジローマになるのはどんな時?

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尖圭コンジローマの治療期間について

尖圭コンジローマの治療期間

尖圭コンジローマの治療期間はどれくらいになるのかというと、一概には言えませんが、比較的長期の治療になることもあります。
その理由は症状が落ち着くまでにも継続的治療が必要になりやすいためです。
コンジローマは感染部位にイボができるという病気になりますが、このイボを治すためにどうするのかというと、液体窒素を使った治療法や、ウイルス増殖を抑える塗り薬などを塗る治療法が比較的よく使われます。

これらは比較的負担の軽い治療法になりますが、効果が現れるまでにも時間がかかることがあり、長いときだと数か月という期間が必要になる場合もあるのです。
一度の治療の効果は個人差も大きいため、どれくらいの治療期間になるとは言えませんが、イボの数が多かったり、イボが大きかったりすると時間がかかることも多くなります。

場合によってはレーザーで焼く、メスで切除するなどの治療法を医師から勧められる場合もあります。
メスでの切除など特に一度の治療でイボを取り除けるため、効果も大きいのです。
必要な治療期間は元の症状や治療法によっても変わるため、なるべく早く病気を治したい方は医師とよく相談し、効果の高い治療法を選んでもらうといいでしょう。

コンジローマは再発にも注意を

最初に現れていた症状が落ち着いても、コンジローマは再発することがあるため注意が必要です。
もし再発した場合、同じようなイボがまたできるため、それをまた病院で治療してもらう形となります。
このときも治療法によってはある程度の治療期間が必要になるため、なるべく早く治したい方は効果の高い治療法を実施してもらうといいでしょう。

再発するかもしれない期間はどれくらいなのか、これは診察時に医師によく確認しておく必要がありますが、数か月という単位で再発は警戒する必要があります。
一度治ったと思っても数か月たってまた再発するというケースもあるため、コンジローマの治療期間は長引くことが多いです。

ちなみに再発することが多いのは、この病気がウィルスを原因とする病気になるためです。
もしこれが細菌だった場合、抗生物質を使えば体内にいる細菌を除去できるのですが、ウィルスには抗生物質が効かないため、体内から除去する方法があまりないのです。

現在イボとして体の表面に出てきているウィルスについては対処できるものの、体内に潜んでいるウィルスを除去する方法があまりないため、一度症状が落ち着いたと思ってもまた再発する可能性があります。
このような病気となり、治療期間も長引きやすいですから、症状に気づいたら早めに治療を進めるといいでしょう。